にきびは、青春のシンボル、というのは一昔前のお話。
今は、跡がのこらないようになるべく小さく、少ないうちに治療するのをおすすめしています。
また、にきびは医療機関で治療できないと思っているかたもたくさんいらっしゃるようですが、内服・外用薬は保険適応となります。
特に、毛穴のつまりを改善するお薬、アダパレンや過酸化ベンゾイルが保険適応になってから、にきびの治療は非常に改善されました。
ケミカルピーリングも保険適応外ではありますが、行っています。
料金は、メディカルエステのページでご覧ください。
にきび跡にはe2治療を行っています。
にきび用の基礎化粧品もご用意しております。

にきびの原因

にきびの原因は、下記の3つが主です。

  1. アクネ菌が皮脂腺で繁殖する
  2. 皮脂の分泌亢進
  3. 毛穴のつまり

そのため、[1]に対しての抗生剤(内服・外用)が最もスタンダードな治療になります。
[2]に対しては、ホルモンバランスの異常が考えられる場合は、ビタミン剤や漢方薬、場合によっては婦人科受診をすすめます。
[3]に対しては、ビタミンA誘導体過酸化ベンゾイルの外用剤によって改善するケースが増えてきました。それでも頑固な場合は、ケミカルピーリングをおすすめしています。

にきびができにくい環境を作るために気をつけること

Ⅰ. 食生活

脂っこい食事や甘いものはひかえめに。
アルコールは皮脂の分泌を抑えてくれるビタミンが壊れるのでひかえて。

Ⅱ. 洗顔 お手入れ

洗顔は一日2回。石鹸をよく泡立ててこすらないように。
背中のにきびがあるかたは、汗をかいたら早めにシャワーでしっかり。
ピーリング剤の入っている石鹸もおすすめすることがあります。
化粧品は、油性の多いファンデーションやクリームは避けて。

Ⅲ. 睡眠

睡眠はしっかりとりましょう。
睡眠不足が続くとお肌の代謝が悪くなります。

そのほか、にきびには、ストレスや髪の毛の刺激、便秘など、いろいろな悪化要因があります。
ニキビ跡の赤みがある方には、サリチル酸によるピーリングをおすすめしており、凸凹にはe2治療を行っています。(自費診療)
また、ホームケア商品(石鹸や化粧水、乳液など)をおすすめすることがございます。
気になること、心配なことがありましたら、何でも医師や看護師にお話ください。